東京トイフェスティバル(2)

ずいぶん間があいてしまいましたが,続編です。

時間ができたので,イベント会場を散策する。場内は新作のおもちゃより昔のおもちゃの方が多かった(気がする)。当然,幼少の時分に遊んでいたおもちゃもある。また,当時手の出なかった高価なおもちゃもあった。たとえばこんな電池が必要なロボットだ。




音声を認識して動くロボット「KIKUZO」だ。形こそ違うが,機能だけでいったらAIBOの原型だ。KIKUZO発売当時(80年代)の定価は\12,000だったようだ。当然,周りにKIKUZOのオーナーはいなかった。小生もクリスマス時期に出回るおもちゃ屋の新聞折込チラシにあるKIKUZOに見惚れるだけだった。あの頃からはや四半世紀が経ち,KIKUZOと言われて思い出すのは林家木久蔵だ。笑点で金髪ヅラのお題目が出たの時の木久蔵は,紛れもなく"KIKUZO"だと思う。


続いてこのおもちゃは本当に懐かしかった。



左からマジンガーZ,グレートマジンガー,ゲッターロボだ。写真では伝わりにくいが,身長は50cmほどある大きなおもちゃだ。当時,幼馴染がこのマジンガーZとグレートマジンガーのおもちゃを持っていて,親には呆れられたが,あまりの格好よさにグレートマジンガーの方を一晩借りた。小生は,借り物のグレートマジンガーで散々遊んだ挙句,風呂に入れ,歯も磨いてやった。翌日,グレートマジンガーは幼馴染に返却したが,まだあのグレートマジンガーが現存するのであれば口の溝には歯磨き粉が残っているはずだ。


こうやって幼少時代の思い出に浸っていると,特設ステージがとんでもないことになっている。





メイド服のアイドルが歌い始めたのだ。小生と同い年ぐらい漢(おとこ)達が曲にあわせてペンライトを振り,一斉にダイブしながら大騒ぎしている。いままで見てきたヘビーメタル,ロック,パンクのバンドでもここまでオーディエンスがヒートアップしているライブは見たことがない。歴史の証人になった気分だ。本当にいいものをみた。またライブのあとに開催されたこのアイドルのサイン会では皆礼儀正しく並んでいた。タッキーファンとは大違いだ。皆静かに熱かった。

小生はおまえ…いや,おまいらを忘れない…

東京トイフェスティバル(1)

遅れてお台場入り。既に会場に到着している友人に連絡すると,電話の向こうからはアニメ声が。

「えらいところにきちまったな…」

ソフトビニール製の怪獣おもちゃ収集が趣味の友人の誘いで2006/2/19に東京国際展示場で開催された第14回東京トイフェスティバルへ行ってきた。

小生自身,幼少の時分は人並み?にプラモデル・超合金のロボットが好きだった。友人からトイフェスの誘いを受けたときも酒を飲みながら昔のおもちゃの話で大いに盛り上がった。なつかしのおもちゃにまた出会えるということでお台場まで足を運んだが,そこは新旧の文化が入り乱れた不思議な空間だった。



まず会場に入ると,特設ステージでは魔弾戦記リュウケンドーショーのまっ最中。関東ではテレビ東京で放送しているヒーロー番組の主人公のようだが,放送時間が日曜の朝7:00〜7:30であるため,日曜の朝はたいてい10:00まで寝てる小生は会場に来なければ一生リュウケンドーの存在を知ることはなかっただろう。イベントの進行役の女の子は恐らく声優学校の学生さんか何かで,友人と連絡をとった時に電話の向こうから聞こえたアニメ声が彼女の声だ。イベントの観覧者は親子が多かったが,子供を連れていない20〜40代男性も多かった。また彼らが子供よりもはしゃいでいた。

イベント終了後に開かれたリュウケンドーの撮影会をなんとなく見ていたが,股が脱臼しそうだ。



撮影中 (カっ!)




撮影待ち (ちょっとだけたるんでる)


ヒーローもつらい。

こんな写真を撮っていたらようやく息子さん(次男)を連れた友人に遭遇。ふたりはずっとイベントを見ていたようだが,長男は特設ステージ横に設置された遊戯スペースでわき目も振らずにリュウケンドーのおもちゃで遊んでいる。また次男もおもちゃで遊び始める。遊戯スペースではイベントスタッフの女性2人が子守役でついている。親御さんも安心だ。子供はおもちゃ遊びに夢中で,子守もいるからこの間に友人と食事をとっておもちゃを物色する。そうしたらもう思い出がいっぱい…

つづく


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